出会い系やマッチングアプリの年齢確認で身分証の提出が必要な理由とは?

目次

はじめに

出会い系やマッチング系のWEBサイトで身分証の提出が必要な一番の理由は法律的に年齢確認の必要があるからです。また婚活や恋活寄りのマッチングアプリでは本人確認のために身分証の提出を義務付けています。

年齢確認目的だけであれば住所や名前等の個人情報は黒塗りにすることができますが、本人確認目的の場合は住所や名前、顔写真の黒塗りはアプリ内の規約で禁止されています。

この記事では主に年齢確認のための身分証の提出(黒塗りokのパターン)について書いています。

身分証の提出方法

ホームページもしくはメールに添付で提出するのが一般的です。添付する時はめんどくさくても名前住所顔写真等の個人情報に該当する部分はスタンプやマーカーで隠すようにしましょう。

2018年には大手マッチングアプリのomiaiで大規模な個人情報の漏洩がありました。サイト規模の大きい小さいに限らず流出の可能性は0ではないです。むしろ大手の方がハッカーに狙われやすいと思われます。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/12/news139.html

万が一、提出物が流出しても個人情報が含まれてなければ安心です。

法律上隠してはいけないのは、①生年月日、②書類の名称、③発行者名 です。

年齢を証する書面等により確認する場合(規則第5条第1項第1号)

運転免許証、国民健康保険被保険者証その他の年齢又は生年月日を証する書面の

ア 年齢又は生年月日
イ 書面の名称
ウ 書面の発行・発給者の名称

に係る部分の提示、写しの送付又は画像の送信を受ける。

https://www.police.pref.osaka.lg.jp/tetsuduki/ninkyoka/2/4964.html

保険証の加工例を載せておきます。

その他、免許証、パスポート、マイナンバーカード等、生年月日が確認できるものであればなんでも大丈夫です。

一応法律的には社員証や学生証でも大丈夫ですが、会社名や学校名を黒塗りにできないので身バレが心配な方にはおすすめしません。

また、法律的に年齢確認書類の保存義務は無いので、年齢確認だけを目的にしているところは年齢確認後データを破棄しているところがほとんどです。(保存していても無駄に容量を圧迫するだけですし、個人情報の取り扱いも面倒なので。)

年齢確認ではなく本人確認書類として提出させているところは、omiaiのように社内でデータを保持していると思われます。

なぜ年齢確認が必要?

出会い系サイト規制法という法律で年齢確認をするように定められているからです。出会い系サイトの定義に該当するWEBサイトでは、法律の定めに従い身分証の提出、もしくはクジレットカードの決済により年齢を確認する必要があります。

ちなみにクレジットカードは18歳以上じゃないと契約できなので、クレジットカードが利用できる=18歳以上と判断出来ます。

出会い系サイト規制法について

正式名称は「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」です。

https://www.npa.go.jp/policy_area/no_cp/index.html

つまり、出会い系規制法は主に未成年を危険から守るために作られた法律です。若い人は知らないと思いますが、昔スタービーチという出会い系サイトで未成年の性的な被害が増えて社会問題となり、年齢確認の必要性が出てきました。

出会い系サイト(マッチングアプリ)とは?

警視庁のホームページに記載の『インターネット異性紹介事業の定義に関するガイドライン』によると下記の要件全てを満たすサイト(アプリ)のことを指します。

① 面識のない異性との交際を希望する者(異性交際希望者)の求めに応じ
て、その者の異性交際に関する情報をインターネット上の電子掲示板に掲載
するサービスを提供していること。
② 異性交際希望者の異性交際に関する情報を公衆が閲覧できるサービスであ
ること。
③ インターネット上の電子掲示板に掲載された情報を閲覧した異性交際希望
者が、その情報を掲載した異性交際希望者と電子メール等を利用して相互に
連絡することができるようにするサービスであること。
④ 有償、無償を問わず、これらのサービスを反復継続して提供しているこ
と。

https://www.npa.go.jp/policy_area/no_cp/uploads/01.pdf

例えば結婚相談所は、インターネットを介して相手方のプロフィールを閲覧することができる仕組みになっていますが、以下の理由により出会い系サイトには該当しません。

顧客のプロフィールを不特定又は多数の者が閲覧できるようにしていない結婚相談サイト、あるいは、サイトを閲覧した者が他の利用者に対して直ちに電子メール等により一対一の連絡を取ることができるようにしていない

https://www.npa.go.jp/policy_area/no_cp/uploads/01.pdf

女性用性感マッサージのサイトは?

女性用性感マッサージのサイトは基本的には出会い系サイトの定義には当てはまらないと思われるので特に厳密に年齢確認しなくても問題ありません。

※18歳未満の利用は別の法律や条例によりNG

ただ、ホームページの性質や規模間によっては警察に出会い系サイトとして見られる可能性も0ではないかもしれません。

Orgasm Lifeの年齢確認方法

Orgasm Lifeもインターネット異性紹介事業として届け出をすることにしたので、下記の流れで年齢確認を行わせていただきます。

◆年齢確認の流れ

STEP
身分証の写真を撮ります

※免許証、パスポート、健康保険証、マイナーバーカードのいずれか

STEP
個人情報が分からないように写真を加工してください

身分証の名称、生年月日、発行者名は見えるようにしてください。
※年齢確認後データは破棄するので、気にならない方は加工しなくてもokです。

身分証で隠してはいけない箇所
STEP
予約フォームからご予約下さい
STEP
自動返信メールをお送りするので身分証の写真を添付してご返信ください

※自動返信メールが届かない場合は、メールアドレスの入力ミスか迷惑メール設定が影響しているので正しいアドレスやドメイン拒否設定を確認した上で再度お問合せ下さい。

STEP
年齢の確認ができ次第データは破棄します

上記のように黒塗りが可能で、身バレの心配が無いので安心してご送付いただければと思います。年齢確認書類の発行者は必要なので書類上の都道府県は分かってしまいますが(マイナンバーの場合は市町村)、こちらも含めて年齢確認書類の情報はセラピストに一切伝えないのでご安心ください。

Orgasm Lifeは現状、お問合せ時の自己申告にて確認させていただいています。
※童顔の方は会ってから念のため年齢確認をさせていただく場合があります。

趣味のサークルに近い形態での運用で出会い系サイトには当てはまらないと考えているので、現在は予約時に身分証の提出は特に必要ありません。

しかし、今後セラピスト数や利用いただく女性が増えてきたら、より安心安全にご利用いただけるように出会い系サイトとして届出を出してもいいかなと考えています。

その際は、予約時に黒塗りの身分証提出というひと手間をおかけしてしまうことになるのですがより安心してご利用いただけるようになると思うのでご理解いただけますと幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

Orgasm Lifeでは無料で女性向けの性感オイルマッサージや性感開発のサービスを提供しています。よろしければご利用お待ちしております。

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